MACD開発者に救われた盛岩外四
強気なベアスタンスを取れたのは、効果絶大の売りシグナル用MACDのおかげ!MACD開発者ジェラルド・アペル氏の設定が大きなヒントに!
こんにちは、盛岩外四(もりいわ がいし)です。
正直に告白します。盛岩は、ジェラルド・アペル氏(MACD開発者)に救ってもらいました。もしかすると、年末からのダウントレンドの波に乗れたのも、彼のお陰かもしれません。状況を説明しましょう。
※アペル氏の動画教材を見ることになったそもそもの経緯は、以下をご覧ください。
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MACD開発者が語るマーケットの急落を回避し、底値を拾い資産を形成する方法とは?
2015年12月の初旬、いつものチャートを表示しようとしたときです。ちょっと早くマウスをクリックしてしまいました。検証用にいろいろな設定を保存しているのですが、偶然というかアペル氏の設定を選んでしまったようです。
週末以外はPCを立ち上げっぱなしなので、「まあ、これはこれで良いか」とそのままにしていました。そのチャートは、月足に移動平均線と売りシグナル用のMACDという設定です。これが強気のベアスタンスになる大きなヒントになりました。
効果絶大の売りシグナル用MACD
売りシグナル用のMACDは、2011年11月にゴールデンクロスしてから一貫してポジティブな状態を続けていました。しかし、それがプラス圏でデッドクロス目前(MACDラインとシグナルラインがほとんど重なっているかどうかという状態)です。
正直、このときは「MACD特有のダマシかなー」くらいにしか思っていませんでした。なぜなら、2015年は歴史的な低変動の相場(基本的にはレンジ的な動き)でしたから、ダマシが起きても不思議ではなかったからです。ただ、そのときはすでに121円付近まで下落していましたから、「ボラティリティが大きくなってきたなー」と相場に対して悪い印象だけは持っていました。
ここで間違わないように書き加えておくと、売りシグナル用のMACDは「決済」のためのパラメーターです。つまり、あらためて新規売りの要素を見つけなければなりません。しかし、その布石が直後に現れました。
日銀の決定で相場に大きなシコリ
日銀は12月18日、量的・質的金融緩和の補完策と称して細かな政策調整を決定。市場参加者の多くが追加緩和と勘違いして、ドル/円と日経平均株価は急上昇します。しかし、追加緩和ではないことがすぐに判明すると、失望売りも重なって大きく下落してしまいました。かなり長い上ヒゲを伸ばし、大きなボディの陰線が出現したのです。
大きく激しい動きをしたときには、株式市場の出来高や売買代金を参考にします。この日の東証一部売買代金は約3兆6000億円。明らかに突出していました。それまでの1週間を見ても、3兆円を超えたのはこの日と12月11日だけです。
TOPIX日足チャート(カブドットコム証券)
ドル/円相場はその後、ダラダラと下値を切り下げる展開になりましたが、株式市場は下げることに対して頑強に抵抗していました。しかし、売買代金はどんどん減少していきます。
完全にシコリができた状態ですから、ドル/円が一段と軟化する中で3兆6000億円の売買代金を支えることなどできるはずがありません。チャートを見ても、上値を切り下げる状態でしたから、下放れると買い支えは限界点に達し、それこそ「くしゃっ」となると。案の定、戻しの後に上放れた小陰線がポツリ出現。暗転を示唆するローソク足です。
上値切り下げからの下放れに勝機
12月18日は、NYダウの出来高も突出していました。その直後に立ち直りの兆しを見せましたが、次に上値を切り下げて、日経平均と同じように下放れれば「恐らく、つぶれる!」と(落ち着いて振り返ると、これは先物の限月だったのかもしれません)。
ドル/円はすでに戻り売りをしていましたので、段階的にポンド/円のショート、日経レバETF(1570)のカラ売り、中国H株インバース(1573)の買いと、年末に向けてポジションをベアスタンスに展開していきました。
米国市場の分は、8月のチャイナショック前にVIX短期先物(1552)を持ちっぱなしだったので、売り場探しという感じでした。まあ、売り切れなかったのが正直なところですが……(汗)。
開発者の思想とチャートの基本には忠実に
もし、月足チャートでMACDの売りシグナルを見ていなかったら、ここまで強気なベアスタンスを取っていなかったと思います。MACDの長期売りシグナルはものすごく地味な存在なので忘れてしまいがちですが、はやり開発者の設計思想を重んじることは重要だと再認識させられました。
また、チャートは広く見ること、低変動相場の後には高変動相場が訪れやすいこと、持ち合いからの放れには付いてみること、という基本には忠実に行動することが重要だということを改めて実感した次第です。
いまやMACDに関する情報は、書籍やネット上でもそれこそ腐るほど出ています。ただし、私から言わせると、どれもこれも所詮は受け売りです。なぜ、こんなことを言うのか?
それはアペル氏本人が巷に溢れる解説のことを、「とんでもなく不正確」と述べているからです。その真意について以下の手紙にしたためました。
→ あなたが知らないMACDの極意、開発者ジェラルド・アペルのハイブリッド売買ルールとは?
※今すぐチェック!書籍プレゼントキャンペーンは2019年7月29日まで。
※効果絶大の売りシグナル用MACDについても解説されています。



これから、株やFXでMACDを活用してみます。


盛岩先生 こんにちは
先生は いつも商材の中身をちらっと見せてくれるので たすかります MACD 有名ですが 使い方よくわからない人が確かに多いですね。これからも注目です。


急落時のメカニズムを解説して頂きましてありがとうございます。MACDの原本を購入することは出来ませんが、とても判り易く、有難かったです。未熟な私にも大いに役立てるものだと、感謝致しております。自分に言い聞かせながら、3回は読み直しました。MACDそのものを学習したいと思いながら、購入する力量のない私には、その一端を覗くことができました。ありがとうございました。盛蔵


株式を購入時はいつもチャート分析で売買を行ってきました。勝率は勝ちが6割、負けが約4割程度で、大損はしていませんが今後はMACDも合わせて活用して行こうと思っています。MACDについて資料だけでなく、教えていただけるところがあれば非常にうれしいです。
参考書等々は昔から当てにしていません。


MACD は、気にはしてますが如何しましても本気に決断してませんでした。
今回の盛岩外四様の様に常に時には、本気になって逃さずに見ていて、そして実行するやはり実力派と言われるゆえんでしょうか。
私も、多くのチャート見ながら、見るだけでなく普段は見るだけで良いのです、しかしこことゆう時には、実行しなくても感じる位までに、半人前になりたい物です、その次は実行出来て一人前に、成れるかな?
ユアー・サンキュー有り難う御座いました。


非常に参考になりました。MACDで十分と思います。アベル氏のセミナーに参加したいのですが、もう少し価格が安いと助かります。宜しくお願い申し上げます。
MACD is nice !!