どちらのチャートが理想的ですか?(1)
理想的なチャートにこそ、FXで成功するヒントが隠れている!トレンドの乗りやすいチャート形状の特徴を掴み、夢を現実のものにしよう。
こんにちは、盛岩外四です。
ここのところ、ドル/円を中心に1日の変動幅が上がっていますね。
ドル/円は10月1日に110.084円の高値を付けたわけですから、2週間で約5円の下落、10月15日からは1週間とちょっとで3円の反発。合計すると、短期間で8円のアップダウンです。
FXで利益を手にするために、まずすべきこと
最近、FXを始めた人から、この動きを取る方法はないのかと聞かれます。逆張りをしたり、下ヒゲの長さに着目したりすれば、取れないことはありません。
ただ、こうしたアップダウンの大きな動きを狙うというのは、本来のスタンスが「トレンドに乗る」ということであれば、趣旨が違うことになります。つまり、狙うべきではないということですね。
「トレーディングをする目的は利益を手にすること」だから、利益になるのであれば、「どんな相場でも狙いたい」というのも理解できなくはありません。
しかし、戦略を決めている以上は、それに沿った行動をしなければ意味がありません。もちろん、継続的な成果を期待することもできないでしょう。方針を決めて守らなければ、相場の後追いをするのが落ちだからです。
会社や上司に対して「方針がはっきりしていない」なんて、一度くらいは文句を言ったことがあるでしょう。トレーディングも同じです。朝令暮改の上司を信頼できるでしょうか。できませんよね。
戦略を簡単に言い表せば、「何をするか」ということになります。いわゆる「方針」です。
FXで利益を手にするためには、まず戦略を決めなければなりません。「トレンドフォロー戦略」もその1つですし、逆張りも戦略としてはあり得ます。
しかし、トレンドが明確に出やすい外国為替相場のメリットを十分に受けたいのであれば、トレンドフォロー戦略を置いてほかにないと考えています。
ただし、戦略自体に中身があるわけではありません。方針を決めただけに過ぎないからです。そこで、トレンドに乗るためには「どうするか」を決めないといけませんし、そのための具体的なスキルを身に付ける必要があります。
この「どうするか」が戦術(具体的な対策)というわけです。
FXで1億円儲けたらどうする?
よく、「FXで1億円儲けたらどうする?」と聞かれることがありますよね。その質問に対しては、「家を買いたい」「自由になりたい」「高級外車を買いたい」という答えを耳にします。ところが、これって質問自体が何か変なんですよね。
皆、「欲しい家がある」「乗りたいクルマがある」「束縛された生活から開放されたい」から、FXという手段を使って、その目標を達成しようとしているのに過ぎないのです。
つまり、投資やトレーディングをするのは、夢や目標を手にする手段であって、儲けること自体が目標ではないということですね。
子供の頃に「将来、何になりたい?」と聞かれると、パイロットや弁護士、医者、アイドルなどと答えます。これが、子供の頃の「戦略」です。「お金持ちになりたい」と答える子供はかなり少ないはずです。
こうした目標を実現するために、大学の医学部を目指したり、オーディションを受けたりするわけですよね。これが戦術(対策)になります。
戦略と戦術を“あべこべ”にしてはいけない!
要するに、「FXで儲けてどうする?」と考えること自体が本末転倒、戦略と戦術があべこべになっているわけです。
戦略と戦術があべこべになっていたり、戦略がない状態で「いかにして儲けるか」だけを考えていたりすると、相場の世界では間違いなく迷子になります。
戦略というのは「世界地図を広げて、どこに行こうか」というのと同じです。どこに行くのかを決めないまま、旅に出るのは「放浪」になります。これはこれで魅力的ですけど、少なくとも「相場の世界で放浪」すれば、利益を手にすることは非常に難しいでしょう。
それでは、トレンドに乗るためには、どうすれば良いでしょうか。相場の勢いに着目する方法を学んでも、トレンドに乗ることはできません。
これは、高級外車を買って乗り回すことが目標なのに、大型二輪の免許を取ろうとしているようなものです。釘を打とうとしているのに、ドライバーを使っても、うまくいかないですよね。
「トレンドを意識する」「トレンドを活用して儲ける」ということを常に意識すると、人間の脳はそうした情報を集め始めます。
この2つのチャートのうちどちらの方が稼ぎやすそうですか?
ところで、あなたにとって、どういうチャート形状が理想的でしょうか。想像したことはありますか? まず、理想的なチャートを攻略する方法を身に付け、似たような展開が再現されたときに高い確率で成功することが重要です。それができたときに初めて、その他大勢の展開を攻略する方法を身に付けることに着手すべきでしょう。
そこで、2つのチャートを用意しましたので、どちらか選んでみてください。
A
B
両方とも一定の上昇トレンドを描いています。期間は異なりますが、上昇の幅は10円前後と似たり寄ったりです。
そして、理想とするトレンド、チャート形状の特徴を掴み、その対策を立ててください。そうすれば、トレンドに乗ることも、値幅取りをすることも夢ではなくなります。
2つのチャートのうち、トレンドの乗りやすさという観点からすると、答えは自然に出ると思います。ちなみに、きれいで大きなトレンドを形成するチャートで値幅取りができたときを想像してください。
想像するときのポイントは、期間、取引の頻度、タイミングを取る回数、リスク(相場のアップダウンの大きさや、トレンドと逆向きのヒゲの長さ)です。どちらが忙しく、リスクが高いか、そして、皆さん仕事や家事で忙しいときに、どちらが楽でしょうか。この点に着目すると、自ずと答えが出るというものでしょう。
あなたはAとBどちらのチャートの方が稼ぎやすいと思いますか? その理由も併せて下記感想フォームより、ご投稿ください。一定数コメントが集まったところで、追加の記事を投稿しますね。
続き⇒「どちらのチャートが理想的ですか?(2)」



A
理由 : 安定していて、損切りなどのリスクが低いから。


Aのほうがわかりやすい
Bは上げ下げが激しいので難しそう。


Aの方がup downが少なく、トレンドが安定していて、損切りにかかりにくいのでは?


Aのチャートのほうが稼ぎやすいと思いました。
上昇トレンドでとるのであればBは上げ下げが
激しいのでむつかしいと思いました。


Bの方がボラティリティがあるので押し目などもわかりやすいと思います


Aの方がトレンドに乗りやすいと思います。
Bの方は、短期間に上下の変動が激しくて、振り落とされそうなので。


解りやすいのがいいですね。
本当にありがとうございます。
難しく考えずにいきます。


解りやすいのがいいですね。
本当にありがとうございます。


解りやすいのがいいですね。


AもBもトレンドフォロー戦略でトレードLINEを引いた場合、Aの方がトレンドに乗れるタイミングが早い。Bは明確なエントリーポイントが、トレンドLINEをひいてからかなり後半になる。しかしながらトレードLINE戦略で、エントリーする場合、どちらのチャートもエントリーのタイミングは、チャートから見てとれるが、ルール通りに逆指値でエグジットポイントを設けた場合、どちらのチャート取れた値幅とそれまでの期間の結末が確認出来ないチャートだ。ロウソク足が、損切ラインに突き刺さり、損切りされる時点までのチャートを表示させなければ、一番難しい決済ポイントが確認出来ない。よって、この中途半端な結果が分からないチャートでは、どちらが期間的に効率よく値幅が取れるか分からない。


A。
トレンドがわかりやすいので、のりやすいと思います。


Aですか?
なんかBは
上下にふらふらして
方向性がなくて
Aは高値も安値も切り上がってるから


A パーフェクトオーダー


答え:A
短期移動平均線に沿って上昇しているので、分かりやすい。


前回で習ったトレンドとチャネルラインを引いてみました。
Bの方です。なぜなら赤線と青線のゴールデンクロス、緑線と
青線もゴールデンかなと思いました。
チャネルラインを超えて上昇、トレンドラインはしっかりサポートしている状態と思って
Aの方が、きれいなトレンドが出ています。
狙うのなら、A です・