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「買う・売る」以外の3つの選択肢

成否を分ける鍵は3枚のジョーカーを上手く使いこなせるか否か!実はトレーディングの大部分は買うか売るかではなく※※※です。

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盛岩外四です。あなたは、トレードの選択肢をいくつ持っていますか。

自分の口座にログインすると、「すぐにでもトレードしなさい」「売りですか?買いですか?どちらでもいいから早く注文してください」と言わんばかりに、トレードのボタンが私たちの眼に飛び込んできます。

一般的に、トレードの選択肢は、売りか、買いかのいずれか、です。もう少し詳しくすれば、「新規での買いと売り、決済の買いと売り」になります。利益確定も損失限定もトレーリングストップも、この中に含まれています。

少なくとも、私たちが押せるボタンらしきものは、これしかありません。となると、答えは「2つ」か「4つ」です・・・。本当に、それで大丈夫ですか?

もし、「くだらない質問」だと思ったら、気をつけなければなりません。

 

トレードの選択肢は「買うか、売るか」だけではない!

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トレーダーに与えられた選択肢は、「買うか、売るか」だけではないのです。盛岩が考える限り、あと3つの選択肢があります。それは「見送り」、「禁止」(抑止)、そして「休む」です。

トランプでいえば、いずれもジョーカーのような存在ですが、この3つの選択肢を使いこなせるかどうかがトレードの成否を分ける、といっても過言ではありません。それぞれをかいつまんで説明しましょう。

 

1つめは「見送り」!

最初の「見送り」は、「トレードシグナルが点灯しても、何らかの理由でポジションを取らない」ということです。

「株式投資に見送り三振はない」。これは、かのウォーレン・バフェットの名言です。本当の狙い球、つまり、ホームランボールが来るまでじっと待つことの大切さを説いています。

プロ・アマを問わず、多くの人たちは、儲けるためにはポジションを取っていなければ始まらないとばかりに、焦ってトレードをしてしまいがちです。インターネットでトレードできるようになってからは、それが飛躍的に顕著になりました。

しかし、一歩引いた眼で観る、冷静さを持って相場に臨むと、意外と「見送り」をしたほうがいいケースに出合います。少なくとも、ボールかストライクか際どい球は「見送る」ことで、本来のチャンスをものにできるというものです。

 

2つめは「禁止」!

「禁止」は売りと買いのどちらも禁止するということもあれば、売りは許可するけど、買いは禁止ということもあります。

これを具現化したのが、アレキサンダー・エルダー博士です。彼は、インパルスシステムという仕組みを開発し、チャートシステムの中に組み込みました。

投資家やトレーダーは、相場を自分に都合良く解釈する習性を持っています。自分が使っているお気に入りのテクニカル指標のどれか1つでも売買シグナルが点灯すれば、「いざ出陣」とばかりにポジションを取りに行きます。しかし、エルダー博士はそれが勝算を低くしている原因と投資心理の視点から考えたのです。

テクニカル指標は、価格を何らかの計算式で加工したものにすぎません。つまり、可能性や傾向を示しているだけで、未来を見通しているわけではないのです。

しかしエルダー博士は、それだけでは儲けるのには足りないと考え、バー(ローソク足)の水準(向き)とテクニカル指標の向きを重ね合わせることで、トレードを禁止したり、抑制したりするシステムを開発したのです。

トレードは独りでやるものですから、誰かが「ここは待て!!」とは言ってくれません。その代わりに、インパルスシステムを開発したというわけです。

エルダー博士は、まるでイヌが飼い主から「待て!!」と言われるように、インパルスシステムからお預けを食らっている、と笑っていました。その代わり、パフォーマンスは飛躍的に上がったそうです。(インパルスシステムの詳細を知りたい方は、書籍『ザ・トレーディング』の第7章40項をご覧ください。)

 

3つめは「休む」!

「休む」は、「売るべし、買うべし、休むべし」という田附政次郎が残した相場格言から来ています。酒田五法で有名な本間宗久の「休むも相場」も同じような意味です。

この格言には、いくつかの解釈がありますが、盛岩の心に残っているのは、「大きく儲けたときには図に乗りやすいので、一呼吸おいて冷静になるために休め」というものです。

人は大きく儲けると、「もっと、もっと」と貪欲になります。とてつもない目標を掲げたりもします。そして、いつしか自分を見失い、相場が終わっているにもかかわらずポジション(玉)を取り続け、儲けをはき出してしまうのです。

マラソンやランニングでは、ペースを落としてクールダウンしながら身体を落ち着かせますが、相場の世界でクールダウンをするのは禁物です。やはり、大きな儲けを手にしたときこそ、冷静さを取り戻すためにも「しばらく休む」べきなのです。

 

「様子見」にも色々ある!

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ちなみに、ポジポジ病は現代の流行病(はやりやまい)ではなく、田附政次郎の時代にも、本間宗久の時代にもあったようです。田附政次郎は、自分自身が「相場を休む」ことができなかったために、この金言を発したという笑い話のような説もあります。

これらの選択肢は世間一般では「様子見」という一言で片付けられてしまいますが、それぞれの言葉をよく噛みしめると、そんな単純な話ではないことが分かります。

だからといって、「この1年はトレードしていない」という人が、「そうか! 自分は無意識のうちに相場を休んでいたんだ」などと拡大解釈しないようにしてください。それは、もっと別の、根本的な問題があるような気がします。

都合良く解釈しているという点では、貪欲になりすぎて自分を見失ってしまったトレーダーと同じなのかもしれません。

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12件の送信がありました。
hs さん

投資活動をしてまだ日が浅いですが、日本株での個人投資家を目指している自分のスタンスとしましては、
投資家の役割は、
1.優良な今後伸びが期待できる企業を自ら見出して、
2.タイミング良くそこに投資して、
3.投資した金をその企業に使ってもらって、
4.その企業に稼いで成長してもらって、その見返りに、キャピタルゲインや配当金を頂くことかと思っております。
よって、
1.成長が期待できる企業の銘柄選定できて、
2.買いタイミングに関して安値評価された時に買うことができた、
との2つの条件が揃えば、
腹据えて2年くらいはその企業に投資したままにする、つまり「様子見する」というふうにとらえております。

    白石透 白石透

    投資に対する姿勢としては素晴らしいと思います^^!

    本記事は投資家というよりトレーダーに向けて書かれた内容となりますので、その点は混同しないようにしてください。ちなみに以下の記事も参考になさってみてください♪

    あなたは投資家?それともトレーダー?

Finsuke さん

単にトレードしないという状態にもいろいろな種類があることを初めて知りました。勉強になります。

TT さん

『待つ』の大切さが分かりました。
とにかく、損切り20pipsを徹底してみたところ、
とにかく負ける。
う〜ん、何故だぁ〜?!
と思い続けて幾年月・・・
あそこで損切りをしなければ・・・
とは思わなくなりましたが、
まだ今一つ分かりませんでした。
が、しかし、
あそこで休んでいれば、損益バランスは大きく変わる。
あそこは、根拠が薄かったなどなど
自分のトレードを寸断して振り返ると
思い当たる節がてんこ盛りでした。

あと一歩、進めて勝ちトレーダーを目指します☆彡

カワサキ さん

カワサキです。メールのテストさせてもらいました

カワサキ さん

昨日、お電話した河崎です。また電話します

あっこちゃん さん

改めて、フムフムソウ!!ダヨネ!!!と、多少は実行でき
てるカナ!!??と・・・再確認させて頂きました。
つまり、如何に自己をコントロールできるかと・・・!!!

寧々 さん

持ち株のなかで、下げの少ない物は
良い銘柄だと思いつつも、売って
資金確保しています。
間違いでしょうか?

サイトウ さん

仮想通貨の暴落は初めから仕組まれたシナリオ通りだと思っています。

仕掛けるプロは獲物を狙うハンターであり、あの手この手を使うオレオレ詐欺の常習犯です。片や大衆は狙われる獲物であり、どんなに注意喚起が行われてもオレオレ詐欺にかかる高齢者です。

相場は弱肉強食の世界ですから、自分がワナを仕掛けておいた以外は手を出さないことが肝要です。「休む」というよりは「トレードしない」という積極姿勢が必要だと思っています。

禁止マークがでるインジは使っています。

わんわんわん さん

おはようございます。
このところの相場はもちろんのこと、少し前の杉村倉庫で、3日間で新車1台分を溶かしてしまい、今は何が何だか分からなくなってしまいました。アドバイス、ありがとうございます。

TT さん

休むのも相場・・・
良く聞きますし、真理だとも思います。
少なくとも損失は回避出来るのですから・・・
しかしながら、
どう休むのか、次にどう打って出るのが分からないので
ただ、気力か資金がなくてエントリーしないだけ
な状態なのが現状で、なんとか打開したいです。

宮松あや さん

先生のお言葉はいつも自分が気を付けないといけない事をずばりと言われているように思います。いつも株を持っているのが癖になっています。
自分の癖はなかなか直りません。売りの訓練も時々やっていますが、本当の売り時に大きく取れないのはメンタルの弱さだと言い訳しています。
いつも現金の配分を考えて、それを実行しないとダメだと改めて思いました。これからも厳しいご指導をお願いいたします。

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